「ミニマリストになりたいのに、服が好きで減らせない…」
「少ない洋服でおしゃれに着回しするにはどうしたらいい?」
「どんなシーンでもマルチに気回せる服って、結局どんな服?」
ミニマリストになりたいと考えたことがある服好きの方には、共通のお悩みなのではないでしょうか。
私は、もともとクローゼットが2つ(両方大きめ)もある部屋に住んでいたのに、両方に服がパンパンに詰まっていたほどの服好きです。
今は大好きな服だけに絞って、年間20着前後で生活しています。
断捨離を始めた時は、どんな服を残せばよいのか迷ってしまい、結局捨てられず…の繰り返し。
そんなときにしていたのは、先輩ミニマリストさんの本やブログを参考に、「自分にも合っていて、万能でおしゃれな服」をひたすら吟味して考えること。
結果、

いつでもクローゼットにゆとりがあってすっきり!
しかも好きな服ばっかり!
この服やっぱり可愛い〜!!
こんな状態で、今では毎日ハッピーウーマンになりました。
好きな服のテイストや、体型、着やすい服は人によってそれぞれだと思います。
本記事があなたの「ときめく服」を再認識するお手伝いができたら幸いです。



ミニマリスト5年目
30歳 女性 服にこだわり強め
ほぼ在宅勤務+週3でジム通い
身長160cm、標準体型、骨格ウェーブ
30代女性ミニマリストの服一覧!オールシーズン20着!
私はカジュアルテイストがメインです。
骨格はウェーブで、上半身と比較すると下半身のボリュームがでがち。
ご紹介する服は、どうしてもカジュアルで骨格ウェーブさん向きのものになってしまいますが、アイテム自体はとっても万能で着回しが効くものばかりです。
例えば、トップスはすべてのボトムと合わせられるものしか選んでいません。
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!
また、各アイテムの下の方に、その服への愛を語り尽くした記事も載せています。
もし気になったアイテムがあれば、そちらも見ていただけますと幸いです。
トップス10着※季節によって変動あり


まずは一番数の多いトップス。いつも手元にあるのは最大でも10着ほどです。
季節によってヘビロテするものが決まっているので、だいたいワンシーズンで気倒して、またシーズンが来たら買い直すのがルーティーン。
ちなみに、買い直すものは、タンクトップとロンT。
タンクトップを初夏に3枚、秋口になるとロンTを2枚購入します。
さっそく、それぞれのアイテムを紹介していきます!
Tシャツ1枚


- 程よい厚みで透けない
- スラックスと合わせればビジネスにもいける(緩めの会社なら)
- 普段着にも運動の時にも、寒くなったらインナーにも、とにかく万能!
「これじゃなきゃ嫌!!」というTシャツを求めて買い漁った結果、選ばれたのはヘインズのSHIRO。
適度に生地が厚くてハリがあるので、着ていてストレスが全くありません。
万能な白を1枚、暖かい季節は1枚で着て、秋冬は上にシャツを羽織ったりスウェットの下にインナーとして着用したり。
着心地も良く最高です。


タンクトップ※夏のみ3枚


- とにかく涼しくて楽
- 普段着にも運動の時にも、上にシャツやカーディガンを合わせれば体温調節もOK
- いつでも買い足せる安心感
真夏は40℃近くなる日本一暑い街に住んでいるので、真夏はタンクトップ1枚で過ごしています。
ユニクロやZARAの安いタンクトップを買ってきて、裾を短めにリメイク。
(ボトムにINするのも良いのですが、暑いので…)
夏は基本デニムと合わせて、出かけるときはカーディガンやシャツを羽織って冷房対策をしています。
プチプラでこちらも毎日のように着るので、夏が終わると大体ボロボロに…。
秋になったら手放して、来年の夏にまた購入するのがルーティーンです。
実はミニマリストになってから、ダイエットに成功。
以前は腕を出すことに抵抗があったので、フレンチスリーブのTシャツやもうちょっと腕が隠れるノースリーブを着ていました。


こちらもおすすめです!
シャツ2枚
私の制服はTシャツ+デニムですが、そこに遊びを足してくれるのがシャツです。
クリーンな印象のスタンドカラーの白シャツと、レギュラーカラーのストライプシャツの2枚持ち。
使い分けとしては、白シャツは黒系タンクトップの羽織として、またはビジネスシーンで。
ストライプシャツは白系タンクトップやTシャツの羽織として、冬にスウェットの下に重ねてレイヤードを楽しんでいます。


- 1枚で着てサマになる
- デニムやIラインスカートと相性抜群
- シワになりにくい素材でアイロンを手放せる
一生これがいいと思って愛用中の白シャツは、MARW UNITED ARROWSさんのシャツ。
毎シーズンいろいろなシャツを出してくれていますが、私はファーストシーズンのものをずーっと飽きずに着用。(かんだまさんの大ファンです。)
していたのですが、、、
愛用しているMARW UNITED ARROWSの「ドレッシーなシャツ」が、2024年秋冬でリニューアル!!
シワになりにくくお手入れも楽チンで、アイロンを手放せるので全ミニマリストにおすすめしたいアイテムです。
ちなみに、かんだまさんのYouTubeは、シンプルコーデがたくさん紹介されているので、ミニマリストを目指す方のコーデ組みにもおすすめですよ!


- Tシャツやタンクトップに羽織って温度調節・肌の露出調節
- ストライプ柄がシワを目立たせない
- 程よく緩いシルエットがお尻までカバーしてくれる
- 少し厚めの生地で長持ち
もう1枚は、カレンソロジーのストライプシャツ。
こちらは定番商品で、いつでも買い直せるのが魅力です。
ほどよくゆったりしたシルエットが体のラインを拾わず、ストレートデニムやIラインのスカートに合わせるのが好きです。
生地がしっかりしているので多少シワになりやすいですが、洗濯の際に脱水をすこし短めにし、シワのなるべく伸ばして干せば気になりません。
「これぞベーシックなストライプ!」という絶妙な雰囲気が、年をとっても着続けたい1着です。


カーディガン1枚


- 長い季節着用できる、起毛感のない素材
- クロップド丈で足が長く見える
- 秋になったらボタンを閉めてトップスみたいにも着られる
冷房対策やきちんと見せたいビジネスシーンに活躍するカーディガン。
シャツと同じような役割ですが、バリエーションとして持っています。
おすすめは、リネン混などの季節が限られるものではなく、起毛感のない薄めのニット素材。
長いシーズン活躍してくれますよ。
私が着ているのは、カレンソロジーのもの。(グレーは売り切れだそうです…)
丈が短く、デニムやスカートに合わせると本当に足が長く見える優れものです。


ロンT2枚


- ほどよく緩いシルエット
- 運動着としても使える
- 安くて買い直しも可能
ベストなロンTを探し求めて、たどり着いたのヘインズの“SHORO”。
もともと半袖だけでしたが、2024年秋冬からロングスリーブが登場!(大歓喜)
レディースモデルもあり、我が家では私と主人とお揃いで購入したほどです。
- 生地が少し厚めで暖かく、家着感がゼロ!
- パキッと白ではなく、少しアイボリーっぽい白で肌馴染みがGOOD!
- 身幅が大きめでオーバーサイズ感がおしゃれ!
もう少し寒くなったら、毎日着たい…!!というくらい、気に入っています。
多分買い足すと思います。笑


ちなみに、こちらも継続して愛用中です…!
こちらはドロップショルダーなので、体型をしっかり隠していくれるのがポイント。
安くていつでも買い直せるところもGOODです。


ボーダートップス1枚


- パキッとしたブルーがコーデを彩ってくれる
- 着るほどに馴染む生地
- デニムにぴったり!
ずっと愛用しているオーチバルのボーダー「ラッセル」。
バスクシャツなので硬めの素材ですが、着ていくごとにどんどん肌に馴染んでいきます。
デニムとの相性は言うまでもなく抜群。
この後で紹介するバレエシューズも合わせれば、ちょっとパリを気取ったコーデに!
余談ですが、気に入りすぎて夫も持っているのです。
彼は通常モデルの1サイズ上を購入して、ちょっぴりオーバーサイズ。
夫は身長174CMの普通体型で、サイズ4を着ています。
スウェット2枚


寒い季節に大活躍のスウェット。
とにかく無駄のないシルエットで着心地最高のYUJI KAKIMOTOの365スウェットと、もう1枚は今年買い替え予定です。(同じYUJI KAKIMOTOさんのものを買おうかとも検討中…)
- スウェットをダル着に見せるようなダボっと感がゼロ!
- ずっと着ていたくなるような気持ち良い素材
ポイントは裏起毛のものは選ばないこと。
着られるシーズンが限られてしまいますし、シャツやTシャツを重ねたときに生地が厚くてもたついて見えてしまうからです。
本当に寒い季節はしっかりアウターを着込むので、寒くて困ったという経験はありません。
私が愛用しているトップスたちは、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。


ワンピース1着


- 普段着から結婚式のドレスまで、マルチに大活躍!
- オールシーズン着用OK
愛してやまない、ブラックのノースリーブワンピース。
カレンソロジーのワンピースは、ヘビロテしても素材が長持ちするし劣化も目立ちません。
ノースリーブのものを選べば、冬はスウェットを重ねてスカートみたいに着られるし、秋や春ならシャツやカーディガンを羽織ればOK。
夏はもちろん1枚で楽しみます。
ボトムス4着


ボトムは全部で4つ。
デニムが大好きなので、半分はデニムです。
デニム2本


- 骨格ウェーブ大優勝!ウエストとヒップ両方にフィットするシルエット
- 1年中着られる絶妙な生地の厚さ
- エイジングも楽しめる
デニムはヤヌークのものを愛用。
厚すぎず薄すぎない生地で、年中ほぼ毎日履いています。
ハイウエストで足が長く見えるし、シルエットもシンプルなのにお尻が綺麗に見えて最高。
そしてエイジングまで楽しめて、長く履き続けられます。
ヤヌークのデニムの良さは、こちらの記事で詳しくお話ししています。
黒Iラインスカート


- 下半身のボリュームを拾わない
- 1年中着られる
- タンクトップからシャツ、スウェットまで合わせるトップスを選ばない
カレンソロジーの黒スカート。
先ほどのワンピースと同じ素材のものです。
通年着られる素材で、下半身のボリュームを全く拾いません。
友人との食事や旦那とのお出かけ、ビジネスシーンにシャツを合わせて着ることも。
白Aラインスカート


- 可愛く見られたい日に!ふわっと広がるシルエットがかわいい
- レギンスを履けば冬でもあたたかい
ボリュームのある白スカートは、意外と通年履ける優れもの。
冬はレギンスを合わせて、スウェットと一緒に着ています。
少し女性らしさを出したい日にぴったりです。
私が愛用しているボトムスに関しては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。


アウター3着


続いて、アウターを紹介していきます。
ジャケット
- 自分だけの1着!フィット感が最高(オーダーなので)
- どんなカジュアルアイテムと合わせてもかっちりと魅せてくれる
おめかししたい日の救世主、ジャケット。
こちらはスーツ専門店のディファレンスさんでオーダーしたものです。
(旦那とお揃いで仕立てていただきました)
ディファレンスさんは、生地がおしゃれなものが多く、ボタンや裏地までカスタマイズ可能。
これまでいろいろなブランドのジャケットを購入してきましたが、オーダージャケットのフィット感は次元が違います。
何と合わせてもカッコよく決まるので、ビジネスシーンでも大活躍しています。


以前は、MARW UNITED ARROWSさんのジャケットを愛用していました。
形がメンズライクで、デニムと合わせるような方にはピッタリ。
お手入れ楽チンなのもおすすめポイントです。
パーカー
- 4年目でも現役なタフな素材
- 日常着として重宝
パーカーはオーチバルのもの。
ジムに行く時やちょっとそこまでの買い物、旅行のときの上着など。
プチプラのパーカーって、生地が薄くて伸びてしまいませんか?
オーチバルのものは、生地も厚くてしっかりしていて、もう購入して4年目ですがまだまだ現役です。
絶妙な生地の厚さとゴールドの金具、はちさんのワンポイントが、「楽ちんな格好なのになんかおしゃれ」を叶えてくれます。
ダウン
- 暖かい!!
- ダウンなのにベイマックスにならないシルエット
寒い季節はこれしか着ていない、カナダグースのダウン。
私は丈短めでファーがついていないものをチョイスしました。
良いダウンは1着あると安心です。
クリスマスマーケットや初日の出などのイベントを、「寒いから」という理由で断ることもなくなるし、むしろ暖かいので冬のイベントを120%楽しめるようになります。
ちなみに、私はビジネスシーンでもジャケットの上にこのダウンを着ています。
真冬でもちょっとの用事ならパーカーで頑張ってしまうので、実質コートはダウンだけでなんとかなっています。
次に買うなら、あまりロゴの主張が少ないブランドを選びたいな…
その他持っている服
その他で紹介するのは、運動用のズボン。
ジムに通って筋トレをするのが習慣なので、2枚持っています。
ひとつはアンダーアーマーのシャカシャカズボン。(セールで安く買えたので…)
もうひとつは、運動用の服ではないのですが、カレンソロジーのレギンスパンツ。
こちらは通気性もよくウエストゴムで動きやすい一方で、足にぴったりくっつかないので足のラインを拾いません。
黒スキニーと同じような感じで履けるので、今日はデニムの気分じゃないな…という日に着るのにもぴったり。
ミニマリストのファッション小物一覧!
ここからは、ファッション小物を紹介していきます。
下着・靴下類4セット


下着や靴下類は4セット。
ブラは1日中Nmerryのナイトブラをつけていて、着心地とホールド力を両立。
パンツは大のお気に入りのHIPSHOPのリアル動物柄。
我が家の洗濯担当は私なのですが、面倒くさがり屋で毎日洗濯はできません。
そのため、3〜4日に1回の洗濯頻度に合わせて枚数を設定しています。
ミニマリスト夫婦の下着事情に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。


バッグ3個


バッグは、仕事用・プライベート用・お買い物用の3つ。
特に1番よく使うのが、仕事用のJISTIRYの黒いバッグ。
よくパソコンを入れて、出勤するときはもちろん、プライベートでカフェで作業するときにも重宝しています。
本当は、ザ・ロウのパークトートの形がかわいいなと思うのですが、さすがに20万円越えは手が出ません…。
ということで、そっくりな形のJISTIRYを購入しました。
結果、大満足!
そこそこな価格だからガシガシ使っても気にならないし、多分合皮(公式には本革と書いてありますが、明らかに臭いが合皮)なので、扱いも簡単です。
靴3足


靴は全部で3足。
夏用サンダルとスニーカー、バレエシューズで回しています。
なかでも愛用歴10年以上になる、ビルケンシュトックのサンダル(アリゾナ)は、これからも一生履いていたいアイテム。
足にピッタリフィットして土踏まずを支えてくれるので、靴擦れもせず長時間歩いても疲れません。
靴については、こちらの記事にまとめました。ぜひ!


ミニマリストの服の断捨離方法!
最後に、ミニマリストである私の服の選び方について紹介していきます。
結論、「1ヶ月間着たものだけを避けて収納していく」が1番の近道だと思います。
これまで、ミニマリストになるためにたくさんの先輩ミニマリストさんの本を読んだり、ブログやコーデを参考にしたりしてきました。
よく書いてある「ミニマリストの服の選び方」はこちら。
・シンプルなデザイン
・長いシーズン着られるもの
・長持ちするもの
私はこれをたくさんの本で見ましたが、「で、結局どの服を残せばいいの?」と思っていました。笑
「シンプルなデザインだからこれ絶対使える!」と思って買ったのに、結局全然着なかったり。
「奮発していいもの買っちゃった!」と買った時はあんなにウキウキしていたのに、数回着ただけでタンスの肥やしになっていたり。
ミニマリストになりたいと考える方であれば、一度は経験があるのではないでしょうか。
これらの服は、よくある「ミニマリストの服の選び方」に該当しますが、結局着ていないので手放すべき服たちです。
ここでは、私が考え抜いてたどり着いた断捨離方法を紹介します。
シンプルに着ている服だけ残す方法


そこで、私が実践した方法は、こちら。
①まず、今のシーズンの服を1箇所に、ハンガーにかけてまとめます。
②毎日普通に着て、洗濯から戻ってきたタイミングでクローゼットの左側(右でもOK)にかけていきます。
③1ヶ月継続すると、自然と「よく着ていて残すべき服」と「あまり着ていない手放す服」が明確に!
「これいる?いらない?」と延々とくよくよ考えなくとも、この方法なら勝手に仕分けされていきます。
もし仮に、1ヶ月経って分かった残すべき服がたくさんありすぎた場合には、これを何度も繰り返していけば、次第に削ぎ落とされていきます。
そして、だんだん余裕が出てきたクローゼットを見て、「キープしたい!」と思うようになるでしょう。
ミニマリストの服の数は人それぞれ
私は服で言うとデニムが大好きなので、たくさん持っています。
私のクローゼットはスッキリしているし、私がデニムをたくさん持っていることで誰にも迷惑はかけていません。笑
ミニマリストとは、ミニマム(最小限の)という言葉からきています。
服が大好きな人は、服に関心がない人よりもたくさん服を集めているでしょう。
最小限の枚数は人によって違いますし、それが普通です。
ぜひ、私の方法で断捨離を始めてくださる方は、服の数は一旦置いておいて「着ているか・着ていないか」だけに注目してみてください。
そして、私のように服が好きという方は、トップス・ボトムスのくくりの中で好きなアイテムを1つ決め、「そのアイテムに関してはたくさん持ってもいい」というルールを作るのがおすすめです。
私でいうとデニムとTシャツは「いくつ持っていても良い」アイテムです。
こうすることで、好きでたくさん集めてしまうアイテムに対して、後ろめたさや罪悪感を感じる必要もなくなりますし、ファッションを楽しめるようになるでしょう。